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瘧病
ふりがな文庫
“瘧病”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おこり
23.1%
わらわやみ
23.1%
ぎゃくびょう
23.1%
おこりや
7.7%
えやみ
7.7%
おこりやみ
7.7%
ぎやくへい
7.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おこり
(逆引き)
坊門ノ宰相清忠は、そうそう下山して行ったが、途中の
輿
(
こし
)
のうちでも、
瘧病
(
おこり
)
に
罹
(
かか
)
ったような
気
(
け
)
だるい熱ッぽさを持ちつづけて帰った。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瘧病(おこり)の例文をもっと
(3作品)
見る
わらわやみ
(逆引き)
今月の十幾日ごろから私は
瘧病
(
わらわやみ
)
にかかっておりましたが、たびたびの発作で堪えられなくなりまして、人の勧めどおりに山へ参ってみましたが
源氏物語:05 若紫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
瘧病(わらわやみ)の例文をもっと
(3作品)
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ぎゃくびょう
(逆引き)
元久二年八月法然が
瘧病
(
ぎゃくびょう
)
を患うたことがあった。月輪殿が驚いて医者を呼ばれて様々療治を尽されたけれども治らない。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
瘧病(ぎゃくびょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
おこりや
(逆引き)
あれは
滄州
(
そうしゅう
)
の
小旋風
(
しょうせんぷう
)
柴進
(
さいしん
)
の屋敷だった。故郷を落ちて、そこの客となった宋江が、邸内の暗い廊下を行き迷って、
瘧病
(
おこりや
)
みの男の足を踏ンづけて呶鳴られたことがある。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瘧病(おこりや)の例文をもっと
(1作品)
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えやみ
(逆引き)
「和名
類聚鈔
(
るいじゆせう
)
」の病名部によると一名
瘧病
(
えやみ
)
ともただ
瘧
(
ぎゃく
)
ともいい、
寒熱
(
かんねつ
)
、時ヲ措イテ振フ、とあるから今の流感に似て急性な症状でもあったろうか。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瘧病(えやみ)の例文をもっと
(1作品)
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おこりやみ
(逆引き)
そのうち女のつぶやいている詞が、次第に耳に慣れて聞き分けられて来た。それと同時に正道は
瘧病
(
おこりやみ
)
のように身うちが
震
(
ふる
)
って、目には涙が湧いて来た。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
瘧病(おこりやみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぎやくへい
(逆引き)
釀
(
かも
)
す
瘟疫
(
うんえき
)
、
瘧病
(
ぎやくへい
)
の
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
瘧病(ぎやくへい)の例文をもっと
(1作品)
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瘧
漢検1級
部首:⽧
14画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
“瘧”で始まる語句
瘧
瘧疾
瘧疫
瘧鬼
“瘧病”のふりがなが多い著者
紫式部
蒲原有明
吉川英治
中里介山
柳田国男
森鴎外
永井荷風