“瘧病”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おこり25.0%
ぎゃくびょう25.0%
わらわやみ25.0%
えやみ8.3%
おこりやみ8.3%
ぎやくへい8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“瘧病”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 仏教 > 各宗6.7%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌3.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しかし、遠ざかる武者ひびきへ耳をすましていた彼は、やにわに瘧病おこりのような発作で、彼女の白い濡れた顔を胸の下に抱きふせにかかった。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それに、あいにく彼が、瘧病おこりをわずらったことも事実である。——いや、その病をもおして、馬上都を立ち、播磨への征途へついていたほどだった。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その他庄内では田川太郎実房の子の瘧病ぎゃくびょうを祈祷してみたり、また直江の津の笈さがしの場合でも、いささか事を好むに近い点まで、山伏の真似を試みて着々と皆成功している。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
元久二年八月法然が瘧病ぎゃくびょうを患うたことがあった。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
前から瘧病わらわやみにかかっていたので、禁厭まじないなどの宮中でできない療法も実家で試みようとしてであった。
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)
その後源氏は瘧病わらわやみになったり、病気がなおると少年時代からの苦しい恋の悩みに世の中に忘れてしまうほどに物思いをしたりして、この年の春と夏とが過ぎてしまった。
源氏物語:06 末摘花 (新字新仮名) / 紫式部(著)
いまはそんな病名はない。「和名類聚鈔るいじゆせう」の病名部によると一名瘧病えやみともただぎゃくともいい、寒熱かんねつ、時ヲ措イテ振フ、とあるから今の流感に似て急性な症状でもあったろうか。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それと同時に正道は瘧病おこりやみのように身うちがふるって、目には涙が湧いて来た。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
かも瘟疫うんえき瘧病ぎやくへいの、
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)