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瘧病
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ぎゃくびょう
ふりがな文庫
“
瘧病
(
ぎゃくびょう
)” の例文
元久二年八月法然が
瘧病
(
ぎゃくびょう
)
を患うたことがあった。月輪殿が驚いて医者を呼ばれて様々療治を尽されたけれども治らない。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
さきには左中将の
顕職
(
けんしょく
)
をさずけられ、親衛の大任、禁軍の
精
(
せい
)
、あわせて
昭々
(
しょうしょう
)
たる錦旗をも給うていながら、征途のかどでに
瘧病
(
ぎゃくびょう
)
をわずろうて、以後もはかばかしくなく
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その他庄内では田川太郎実房の子の
瘧病
(
ぎゃくびょう
)
を祈祷してみたり、また直江の津の笈さがしの場合でも、いささか事を好むに近い点まで、山伏の真似を試みて着々と皆成功している。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
瘧
漢検1級
部首:⽧
14画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
“瘧”で始まる語句
瘧
瘧疾
瘧疫
瘧鬼