“瘟疫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんえき40.0%
うんえき20.0%
えやみ20.0%
はやりやまい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その大きさひょうのごとし。生食してすこぶる旨く、その汁を搾って砂糖を和し飲めば瘟疫おんえきに特効あり。
かも瘟疫うんえき瘧病ぎやくへい
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
六四畿内河内の国に六五はたけ山が同根どうこんの争ひ果さざれば、みやこぢかくも騒がしきに、春の頃より六六瘟疫えやみさかんにおこなはれて、かばねちまたみ、人の心も今や六七ごふくるならんと
それは毛巡検もうじゅんけんという者の住んでいた家で、五六年前に瘟疫はやりやまいで一家の者が死に絶えて、今では住んでいる者はないはずであるが、それでも時どき童子こどもが出てきて東西ものを買うのを見たことがあるから
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)