びやう)” の例文
富木どきどのの御物おんものがたり候は、このはわ(母)のなげきのなかに、りんずう(臨終りんじう)のよくをはせしと、あまがよくあたり、かんびやうせしことのうれしさ
わつちアおめえにりんびやうおこつてもぢきなほ禁厭まじなひをしへてらう、なはを持つてな、ぢきなほらア。主人「はてな…へえゝ。弥「痳病りんびやう尋常じんじやう)になわにかゝれとふのだ。 ...
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
いまぢやをさつてつから餓鬼奴等がきめらまでせきれえびやうだなんてつてんが、さかりころなんでも疫病やくびやうおべえてたのがんだから、なあ卯平うへいもそんときやつたからつてらな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
A 持藥ぢやくかつたね。なにしろマアそれでヒステリーびやうだの悋氣病りんきびやうだのがなほれば結構けつこうだ。年始状ねんしじやう無暗むやみ澤山たくさんしたりするのにくらべると、君等きみらのはけだ葉書利用法はがきりようはふ上乘じやうじようなるものだね。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
あのびやう人たちは 地きうの病人なんでほねれますね
しやうろうびやうは順当な流転だ
南洋館 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
こまつたなあ トマトがおなかへるびやう気なんて
あのびやう気はつまりペチャ クシャ