“病室”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びやうしつ38.5%
びょうしつ38.5%
へや15.4%
びょうま7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、きふひと院長ゐんちやうだとわかつたので、かれ全身ぜんしんいかりふるはして、寐床ねどこから飛上とびあがり、眞赤まつかになつて、激怒げきどして、病室びやうしつ眞中まんなかはし突立つゝたつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
二人ふたりは、いつかその病院びょういん病室びょうしつ案内あんないされたのでした。准尉じゅんいは、しろ衣物きもののそでにせきしるしのついたのをて、あし繃帯ほうたいしていました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
コツ、コツ、コツ……と廊下を渡る跫音がぴったり黒吉の病室へやの前で止ると
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
折角、あいたいと申すのじゃ。つい、ちょっと、病室びょうまをのぞいてやってくれまいか
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)