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病葉
ふりがな文庫
“病葉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わくらば
96.8%
びょうよう
3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わくらば
(逆引き)
病葉
(
わくらば
)
も若葉も、
塵
(
ごみ
)
のように舞って、人々の鎧へ吹きつけて来るし、炊事している
兵站部
(
へいたんぶ
)
の、薪のけむりが風圧のために地を低く這って
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さながら人なき家の如く堅くも表口の障子を閉めてしまった土弓場の
軒端
(
のきば
)
には折々時ならぬ
病葉
(
わくらば
)
の
一片
(
ひとひら
)
二片
(
ふたひら
)
と
閃
(
ひらめ
)
き落ちるのが殊更に
哀
(
あわれ
)
深く
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
病葉(わくらば)の例文をもっと
(30作品)
見る
びょうよう
(逆引き)
鳥の
音
(
ね
)
も時節に連れて哀れに聞える、淋しい……ソラ風が吹通る、一重桜は
戦栗
(
みぶるい
)
をして
病葉
(
びょうよう
)
を震い落し、芝生の上に
散布
(
ちりし
)
いた落葉は魂の有る如くに立上りて、
友葉
(
ともば
)
を追って舞い歩き
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
病葉(びょうよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“病”で始まる語句
病
病気
病人
病院
病氣
病臥
病床
病躯
病褥
病室
“病葉”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
二葉亭四迷
小島烏水
吉川英治
国枝史郎
北原白秋
林不忘
永井荷風
中里介山
佐藤春夫