“病人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びやうにん39.2%
びょうにん35.3%
やまうど13.7%
びゃうにん2.0%
びやうほん2.0%
びようにん2.0%
やみびと2.0%
やむひと2.0%
マラード2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同伴者親類義母であつた。此人途中萬事自分世話いて、病人なる自分までけるたのである。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
しかし、になると、こっそりとはじめて、があくまでうつしました。ははれぼったくなり、病人のようにみえました。
たぎりくいで湯のたぎりしづめむと病人つどひ揉めりその湯を
みなかみ紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
乳母 またしてもお干渉やしゃります、さゝ、お就褥なされませ。誓文明日病人にならしゃりませうぞえ、此夜やしゃらぬと。
段々べへらして天秤まで仕義になれば、表店活計たちがたく、五十裏屋人目ふべきならず、時節らばとて引越しも無慘するは病人ばかり
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
もし其野宿かの練習として效能められてのことならば、それも結構であるけれども、病人までも仲間れるか、病氣してまでもこれを施行するにては
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
闇深きに蟋蟀鳴けり聞き居れど病人吾は心しづかにあらな
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
祝儀すむやそこ/\定紋の車幾臺大川端の家にとむかへり、あわれ病人やあつしくなりにしがあたゝかき息こもるうばらのうやさまよう、細き息の通ふばかりとや
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
あれは、たしかに一種の病人なんだから、おもたったことでしょうが、かんべんしてやってください。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)