“仕義”の読み方と例文
読み方割合
しぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なみだをかくして見出みいだせば此子このこ、おゝたともはれぬ仕義しぎなんとせん、あねさま這入はいつてもかられはしませぬか、約束やくそくものもらつてかれますか
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
段々だん/\べへらして天秤てんびんまで仕義しぎになれば、表店おもてだな活計くらしたちがたく、つき五十せん裏屋うらや人目ひとめはぢいとふべきならず、また時節じせつらばとて引越ひきこしも無慘むざんくるまするは病人びやうほんばかり
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)