“恥”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
29.7%
はじ18.6%
はづ11.8%
はず11.5%
はずか10.1%
はぢ9.5%
はづか6.4%
やさ1.0%
しの0.3%
はじら0.3%
(他:2)0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“恥”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語22.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)6.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しかしおつぎがぢつゝそれでも餘儀よぎなくかくしてつてつたこめ必要ひつえうはなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
この冒頭ぼうとうに話した米人のおのれの一家のよろしきをはかるごときは、人に対して何のずるところもない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
今しばらく第一の点について一言したい。これをいうについては例のとおり僕はみずから経験したはじもさらさねばならぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
鏡に映るわが表情のうちには、無論はかないと云う心持もあったが、そくなったと云うはじも少しは交っていた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いまさら此處こゝにははずもがな、名前なまへはづかしければ病院びやうゐんれることもせで
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すべて昨日きのふ美登利みどりおぼえなかりしおもひをまうけてものはづかしさふばかり
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それにおはずかしいことには、ってうまれたけずぎらいの気性きしょう内実ないじつよわいくせに
故山に帰る心事 だんだん日本に近づくに従って私は非常の感慨かんがいに打たれて、どうも日本に帰るのがはずかしくなった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
そうして昨日きのうけた出来事できごとおもしても、はずかしくもなんともかんぜぬ。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
小説の中の蝴蝶も、自分の年とおなじ位だと思うと、彼女は自分の肌を、美妙斎に、描写されたようにはずかしかった。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「やあ、あの、ものはぢをするひとが、裸身はだかみなんぞ、こんな姿すがたを、ひとせるわけはない。」
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
こゝくだんむすめたるや、いまもおはなししたとほり、吉原よしはらことはぢとし
廓そだち (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
内心ないしんくるしくるのと、はづかしくところから、餘計よけいひてつて
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
さうして昨日きのふけた出來事できごとおもしても、はづかしくもなんともかんぜぬ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
世間よのなかしとやさしとおもへどもちかねつとりにしあらねば 〔巻五・八九三〕 山上憶良
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「やさし」は、恥かしいということで、「玉島のこの川上に家はあれど君をやさしみあらはさずありき」(巻五・八五四)にその例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
四辺あたりを憚ったしのび音だ。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
裸身なれどはじらわじ、
レモンの花の咲く丘へ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
巧言令色足恭コウゲンレイショクスウキョウウラミカクシテノ人ヲ友トスルハ、丘コレヅ とか、生ヲ求メテモッテ仁ヲ害スルナク身ヲ殺シテ以テ仁ヲ成スアリ とか、狂者ハ進ンデ取リ狷者ケンジャサザル所アリ とかいうのが、それだ。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
トテモ ハヅカシカツタワ。