“取卷”のいろいろな読み方と例文
新字:取巻
読み方割合
とりま83.3%
とりまき8.3%
とりまか8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐまへの、はちものの草花屋くさばなや綿屋わたやつゞいて下駄屋げたやまへから、小兒こども四五人しごにんばら/\とつて取卷とりまいたときそでおとすやうに涼傘ひがさをはづして
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
するが怪い者には決してござらぬと云に雲助共はさら聞入きゝいれずそんなら酒代さかだいを置てゆけ只通してなるものかと半四郎一人を取卷とりまきける故半四郎も今は是非なく覺悟かくごきはなほ内懷うちふところにて胴卷をしつかと結び帶を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いとなみ其後罷り歸り候節中仙道熊谷土手にて越後浪人新藤市之丞と申す夫婦のもの惡漢わるもの取卷とりまかれ難儀致し候を見るに忍びず某がし惡黨あくたう追散おひちらし夫婦を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)