“草花屋”の読み方と例文
読み方割合
くさばなや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐまへの、はちものの草花屋くさばなや綿屋わたやつゞいて下駄屋げたやまへから、小兒こども四五人しごにんばら/\とつて取卷とりまいたときそでおとすやうに涼傘ひがさをはづして
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あるのこと、さちは、まち使つかいにまいりました。そして、ようをすまして、かえりがけに、ふと草花屋くさばなやまえとおりかけて、おもわずまりました。
花と少女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ある草花屋くさばなやみせさきに、河骨こうほねが、ちいさなはちなかにはいって、ガラス内側うちがわにかざられていました。
ガラス窓の河骨 (新字新仮名) / 小川未明(著)