“くさばなや”の漢字の書き方と例文
語句割合
草花屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おどっている人形にんぎょうは、なにぶんにもよろしくといってたのみました。よるになると、まちなかは、いっそう、にぎやかになりました。楽器がっきながれたり、草花屋くさばなやたりしました。
三つのお人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし草花屋くさばなや温室おんしつには、スチームがとおっているので、ちょうど五、六がつごろのあめのかかったように、しずくがぽたりぽたりとガラスおもてつたわって、したたっているのでした。
花と少女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
なつのはじめのころに、一ぽんのばらに、しろゆきのようなはなきました。そのはなは、さちが、草花屋くさばなやで、ばなったときのはなよりも大輪だいりんで、香気こうきたかかったのであります。
花と少女 (新字新仮名) / 小川未明(著)