“人形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にんぎょう45.5%
にんぎやう23.9%
ひとがた12.5%
にんぎよう4.5%
ヒトガタ4.5%
にんげう2.3%
ニンギヤウ2.3%
あねさま1.1%
じんぎやう1.1%
じんけい1.1%
ひとかた1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき、のぶは、お人形着物をきかえさせて、んでいましたが、それを手放して、すぐにおさまのそばへやってきました。
青い花の香り (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして冷靜な藝術的鑑賞は、熱烈生理憧憬となつて、人形にはが入つた。何も不思議はないことだらう。周三だつて人間である。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
猶其の上に靈作妙用あることは、古より傳はつてゐることで、延喜式に數〻見えたる呴の字や、江次第に「人形をもてけさしめ給ふ」
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
また埴輪人形のものを、つておてたこともありました。これを石人石馬などゝしてをります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
華蓋は、祭りのすんだ後には、水に流されるものと思はれるが、此人形とおひら様、延いてはひなとの間に、或関係がないであらうか。
ことばをにいふまでりとはかしからずへるもなり、はやう/\への十四、人形いてずりする御華族のお姫樣とてりなけれど、修身講義
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
祭礼に人形を持ち出す社は、今でも諸地方にある。殊に、八幡系統の神社に著しい。八幡神は、疑ひもなく、奈良朝に流行した新来の神である。
でがす。でもの、お前様新造盛りのつけ。人形しがる時分ぢや。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
前髮可愛人形のやうにしくして廣庭では六十以上れも達者らしいさんが三人立一人赤兒脊負るのが何事さん
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
蒸すように暑い部屋の天井には電扇がゆるやかに眠そうに回っていた。窓越しに見えるエスカレーターには、下から下からといろいろの人形がせり上がっては天井のほうに消えて行った。
試験管 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そして、まるでがつがつした犬のように喘いだり、目を光らせたりして鼻嵐しを吹きながら、そこいらに散らかっている古藁で、人形を作りにかかった。
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)