“講義”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぎ58.3%
かうぎ8.3%
クラス8.3%
レクチュア8.3%
レクチュアー8.3%
レクチユア8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一時間目の修身しゅうしん講義こうぎんでもまだ時間があまっていたら校長が何でも質問しつもんしていいと云った。けれどもだれだまっていて下をいているばかりだった。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
宜道ぎだうふところくろ表紙へうしほんれてゐた。宗助そうすけ無論むろんぶらであつた。提唱ていしやうふのが、學校がくかうでいふ講義かうぎ意味いみであることさへ、此所こゝはじめてつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「だが坑内で働くのはたった三時間か四時間です、僕は今専門学校の講義クラスに出ているので、坑内はそれだけなんです」
まさかお修身の代りに講義レクチュアで生徒さんに御伝授になる訳でも御座いますまいがね。どうもお手際が生徒さん達よりも水際立っているようです。
悪魔祈祷書 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「何年も薫陶くんとうして幾度も職業を紹介した上に、調子が好ければ好いで又心配になって講義レクチュアーをなさいます」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
元来いつたいビジ子スは実地に経験を積んで然る後覚えられるもんで、学校の教場で教師の講義レクチユアを聞いたつて解るもんぢやアない。
青年実業家 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)