“講釈”のいろいろな読み方と例文
旧字:講釋
読み方割合
こうしゃく78.6%
こうしやく14.3%
かうしやく7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「き、貴さま如き、義も恩も知らぬ人間から、武門の難に立った母と子の心がけを、講釈こうしゃくしてもらおうとは思わん。人非人にんぴにんめが、恥を知れッ」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
されども京伝翁が名づけ親にて利助が売はじめたりとはいかなる碩学鴻儒せきがくかうじゆの大先生もしるべからず。てんぷらの講釈こうしやくするは天下に我一人なりとたはむれければ、岩居がんきよをうちて笑ひけり。
まへ講釈かうしやくのと読較よみくらべると、按摩あんまのちさむらひ取立とりたてられたとはなしより、此天狗このてんぐ化物ばけものらしいはうが、かへつて事実じゝつえるのが面白おもしろい。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)