“講釈師”のいろいろな読み方と例文
旧字:講釋師
読み方割合
かうしやくし33.3%
こうしゃくし33.3%
しゃくし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いづれがさき出来できたか、穿鑿せんさくおよばぬが、怪力くわいりき盲人まうじん物語ものがたりが二ツある。おなはなしかたかはつて、一ツは講釈師かうしやくしいたにかけて、のん/\づい/\とあらはす。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
お出入りの講釈師こうしゃくしがきて、ご先祖の軍談を一席弁じる。教育映画もある。しかし一番の呼びものは福引きだ。家令の富田さんがその係りを承る。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
講釈師しゃくしの貞票が、不景気な顎鬚を撫でながら、それに和した。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)