“黄門記童幼講釈”の読み方と例文
読み方割合
こうもんきおさなこうしゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○十二月、新富座にて「黄門記童幼講釈こうもんきおさなこうしゃく」を初演。団十郎の水戸黄門、菊五郎の河童の吉蔵、仲蔵の盲人玄碩、いずれも好評。
明治演劇年表 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
四座連盟はもろくも切り崩されたのである。新開場の狂言は黙阿弥もくあみ作の「黄門記童幼講釈こうもんきおさなこうしゃく」を福地桜痴ふくちおうち居士が補綴ほていした物で、名題は「俗説美談黄門記」とえられた。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)