“こうしやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
講釋42.9%
講釈28.6%
公爵14.3%
公綽14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幻花子げんくわし此當時このたうじ、ぐツと先生振せんせいぶつて、りながら種々いろ/\講釋こうしやくかせるのであつた。
されども京伝翁が名づけ親にて利助が売はじめたりとはいかなる碩学鴻儒せきがくかうじゆの大先生もしるべからず。てんぷらの講釈こうしやくするは天下に我一人なりとたはむれければ、岩居がんきよをうちて笑ひけり。
熱心ねつしんなる公爵こうしやくは、車夫しやふ活動くわつどう手鈍てぬるしとして、みづか採集器具さいしふきぐにせられたが、たちまち一せい
公爵こうしやくたれてるのをると、如何どうしても土偶どぐうらしい。黒色こくしよく土偶どぐうの一らしいので『萬歳ばんざい』をとなへる。なかには、まへからつて二人ふたりは、そもそなにしつゝりやなど罵倒ばたうる。
しかし大概はわかつてゐる。苾堂の同家に桑原清右衞門と云ふ人があつた。同家とのみで本末は明白でない。清右衞門は名を公綽こうしやくと云つた。江戸に往つて、仙石家に仕へ、用人になつた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)