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手鈍
ふりがな文庫
“手鈍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てぬる
50.0%
てのろ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てぬる
(逆引き)
こう云うと、ひどく
手鈍
(
てぬる
)
いようですが、相当の大家では世間の外聞というものを気にかけます。
半七捕物帳:67 薄雲の碁盤
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
熱心
(
ねつしん
)
なる
公爵
(
こうしやく
)
は、
車夫
(
しやふ
)
の
活動
(
くわつどう
)
を
手鈍
(
てぬる
)
しとして、
自
(
みづか
)
ち
採集器具
(
さいしふきぐ
)
を
手
(
て
)
にせられたが、
忽
(
たちま
)
ち一
聲
(
せい
)
。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
手鈍(てぬる)の例文をもっと
(2作品)
見る
てのろ
(逆引き)
お庄は
手鈍
(
てのろ
)
い母親に、二時間もかかって、顔や
頸
(
えり
)
を洗ってもらったり、髪を結ってもらったりして、もう
猫
(
ねこ
)
になったような
白粉
(
おしろい
)
までつけて出て行った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「八之丞、清三郎。いちいち
弾込
(
たまご
)
めしていては
手鈍
(
てのろ
)
い。鉄砲を取り代え取り代え、弾のあるかぎり撃て」
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手鈍(てのろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
鈍
常用漢字
中学
部首:⾦
12画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手鈍”のふりがなが多い著者
江見水蔭
徳田秋声
吉川英治
岡本綺堂