“罵倒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばとう90.4%
ばたう7.8%
こきおろ1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わあ、ひでえなあ」と罵倒ばとうすると、いそいで立ち上って首を垂れ、閉口したようにこそこそ縁の下にもぐりこんでしまうのである。
おゝ、自然しぜんてきたいして、みづから、罵倒ばたうするやうな木像もくざうでは、前方さき約束やくそくげんのも無理むりはない……駄物だもの駄物だもの駄物だもの
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
腹立ちまぎれに頭から罵倒こきおろすように怒鳴り付けたから、いよ/\事件は面倒になって来ました。清吉も黙ってはいられない。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)