“罵言”の読み方と例文
読み方割合
ばげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのどろぼうの牛豚のような黙殺の非礼の態度が、どうにも、いまいましく、口から出まかせ、ここぞと罵言ばげんをあびせかけていたのである。
春の盗賊 (新字新仮名) / 太宰治(著)
その罵言ばげんにも、返すことばはないのであった。のみならず、ほんとに、彼ら武家が怒ったら、どんな事態になることやら、はかり知れない。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
罵言ばげんは一切根拠のないものですが、特に注意すべきはかかる非難の過半数がユダヤ系から出たものであることと、もうひとつはドイツ国内にも
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)