“木像”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もくざう42.9%
もくぞう28.6%
でく21.4%
にんぎょう7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少(わか)い人(ひと)が人形(にんぎやう)を運(はこ)んで行(ゆ)く後(あと)になり前(さき)になり、天守(てんしゆ)へ入(はい)つて四階目(しかいめ)へ上(のぼ)つた、処(ところ)、柱(はしら)の根(ね)に其(そ)の木像(もくざう)を抱緊(だきし)めて、死(し)んだやうに眠(ねむ)つて居(を)る。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「そのほか、慈眼大師(じげんだいし)の銅製(どうせい)誕生仏(たんじょうぶつ)、釈尊(しゃくそん)苦行(くぎょう)のお木像(もくぞう)、同じく入涅槃像(にゅうねはんぞう)、いずれも、稀代(きだい)の名作にござりまする」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
俺は木像(でく)や、屍だと自分に教えてゐたのである。——その第一日が、そして、もはやこれだつた。
其処に飾付(かざりつけ)て在ッた木像(にんぎょう)の顔が文三の欠伸(あくび)をした面相(かおつき)に酷(よ)く肖(に)ているとか昇の云ッたのが可笑しいといって、お勢が嬌面(かお)に袖を加(あ)てて、勾欄(てすり)におッ被(かぶ)さッて笑い出したので
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)