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にんぎょう
ふりがな文庫
“にんぎょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
人形
80.8%
傀儡
7.7%
偶人
3.8%
木偶
3.8%
偶形
1.9%
木像
1.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人形
(逆引き)
十四、五になる
大概
(
たいがい
)
の
家
(
いえ
)
の
娘
(
むすめ
)
がそうであるように、
袖子
(
そでこ
)
もその
年頃
(
としごろ
)
になってみたら、
人形
(
にんぎょう
)
のことなぞは
次第
(
しだい
)
に
忘
(
わす
)
れたようになった。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
にんぎょう(人形)の例文をもっと
(42作品)
見る
傀儡
(逆引き)
七八寸ぐらいある
傀儡
(
にんぎょう
)
のようなものがぐったりとなっていた。禅師はその傀儡に向って言った。
雷峯塔物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
にんぎょう(傀儡)の例文をもっと
(4作品)
見る
偶人
(逆引き)
そんな事を言って振り返ると、妙子は僅かにうなずき乍ら、細そりした身体を尚おも
狭
(
せば
)
めて、運命に導かれて行く
偶人
(
にんぎょう
)
のように、真にトボトボと私の後を跟いて来るのでした。
新奇談クラブ:02 第二夜 匂う踊り子
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
にんぎょう(偶人)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
木偶
(逆引き)
「ヤ
撲
(
ぶ
)
ったな。ああ、痛え。」「おお、痛え。済まねえやい、木や土で
造
(
こせ
)
えた
木偶
(
にんぎょう
)
じゃねえ。」「血のある人間だ、さあどうする。」とくってかかる混雑紛れ、お丹等老婦人を
見咎
(
みとが
)
められず
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
にんぎょう(木偶)の例文をもっと
(2作品)
見る
偶形
(逆引き)
金五郎は三河島蓮田の古道具屋小林文平の
立場
(
たてば
)
へ往って、古い
偶形
(
にんぎょう
)
を買って来た
処
(
ところ
)
であった。
偶人物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
にんぎょう(偶形)の例文をもっと
(1作品)
見る
木像
(逆引き)
其処に
飾付
(
かざりつけ
)
て在ッた
木像
(
にんぎょう
)
の顔が文三の
欠伸
(
あくび
)
をした
面相
(
かおつき
)
に
酷
(
よ
)
く
肖
(
に
)
ているとか昇の云ッたのが可笑しいといって、お勢が
嬌面
(
かお
)
に袖を
加
(
あ
)
てて、
勾欄
(
てすり
)
におッ
被
(
かぶ
)
さッて笑い出したので
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
にんぎょう(木像)の例文をもっと
(1作品)
見る
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