“飾付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かざりつけ80.0%
かざりつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
商店の飾付かざりつけを見る振りをして立留り、男一人の客と見れば呼びかけて寄添い、一緒にお茶を飲みに行こうと云う怪し気な女もあった。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
部屋はどちらかと云へば小さく飾付かざりつけも簡素であつたが、小ぢんまりと、綺麗に片附いてゐるので、感じがいゝのだつた。
三人は指示さししめされた処を見やった。その壁の一部には、もう羽根もまばらになった怪鳥の剥製が飾付かざりつけてある。
廃灯台の怪鳥 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)