“飾磨”の読み方と例文
読み方割合
しかま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに、飾磨しかま道の並木のうえに、ぼっと火光がして来た。点々と、松明たいまつが近づいてくる。てた大地を戛々かつかつ馬蹄ひづめの音も聞えてくる。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
播磨風土記飾磨しかま郡の条に、墓を造って葬り、後其正骨を運び去ると云い、賀毛郡の条に、朝夕日の隠れぬ地に墓を造って其の骨を蔵すなどあるのは
飾磨しかま郡増位山随願寺の会式えしきで僧俗集まり宴たけなわなる時、薬師寺のちご小弁は手振てぶりに、桜木の小猿という児は詩歌で座興を助けるうち争論起り小猿打たる