“飾紐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
リボン70.0%
かざりひも20.0%
ひも10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしまして、わたくしこそ……。』と、つた帽子の飾紐リボンに切符を揷みながら、『フム、小川の所謂近世的婦人モダーンウーマンこのひとなのだ!』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
明日の祭の用意に新吉も人並に表通りの窓枠へ支那提灯を釣り下げたり、飾紐かざりひもあやを取ったりしていると、下の鋪石からベッシェール夫人が呼んだ。
巴里祭 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
千々岩は今摘みしすみれの花を胸の飾紐ひもにさしながら
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)