“飾電灯”のいろいろな読み方と例文
旧字:飾電燈
読み方割合
シャンデリア50.0%
シャンデリヤ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにしても、この客間サロンの美しさは何うでしょう、飾電灯シャンデリアや英国製の絨毯や、波斯ペルシヤの壁掛けの華やかさに驚いたわけではありません。
さすがに飾電灯シャンデリアばかりは煌々として雪白せっぱく食卓布テーブルクロスの上一杯に、紫羅欄花あらせいとうやチューリップ、ダアリアなぞの飾られた広い森閑がらんとした食堂で
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
部屋の調度はなかなか洒落しゃれたもので、窓掛も、椅子いすも、卓子テーブルも、飾電灯シャンデリヤも存分に贅沢な趣味と、無法な浪費とを物語って居ります。
踊る美人像 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
大広間サルーンの花のようにきらびやかな飾電灯シャンデリヤの下で、その飾電灯に映えて眼も醒めんばかりに輝いた波斯絨氈ペルシャじゅうたんの上に放ったその犬が、どんなに妙な恰好でその辺を嗅ぎながら
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)