“大広間”のいろいろな読み方と例文
旧字:大廣間
読み方割合
おおひろま61.5%
ホール23.1%
サルーン7.7%
おおびろま7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、もういちど、ゆうべ食事をした大広間おおひろまへもどってきてみますと、もうちゃんとテーブルに、朝食のしたくがしてありました。
すでに来客たちのことごとくが大広間ホールや控えの間一杯に満ちあふれて、歓談笑声煙草の煙は濛々と、邸の内外にゴッタ返している時であった。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「キャアン! キャンキャン! キャアン! キャンキャン」と続けざまの悲鳴を挙げて、犬は逃げ惑いながら大広間サルーンへ走り込んだ。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
五「大層どうもお洒落の御玄関ごげんかんから大広間おおびろまは恐入りました、へえ、成程」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)