“大間違”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおまちがい60.0%
おおまちが20.0%
おほまちが20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近頃は小児を育てるのに放任主義とか自由主義とかいう大間違おおまちがいの言葉が流行してそれがために小児が非常の不幸におちいるようだ。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
燕子花と同様な大間違おおまちがいをしているものは、紫陽花である。日本人はだれでもこの紫陽花をアジサイと信じ切っていれど、これもまことにおめでたい間違まちがいをしているのである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
此間このあひだからなにかと奧齒おくばものはさまりて一々こゝろにかゝることおほし、ひとには取違とりちがへもあるものなにをか下心したこゝろふくんでかくしだてゞはいか、此間このあひだ小梅こうめこと、あれではいかな、れならば大間違おほまちがひのうへなし
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)