“シャンデリヤ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飾電灯71.4%
装飾灯14.3%
装飾電燈14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大広間サルーンの花のようにきらびやかな飾電灯シャンデリヤの下で、その飾電灯に映えて眼も醒めんばかりに輝いた波斯絨氈ペルシャじゅうたんの上に放ったその犬が、どんなに妙な恰好でその辺を嗅ぎながら
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
ところで、装飾灯シャンデリヤが消えるほんの直前でしたが、その時たしか伸子さんは、全絃にわたってグリッサンドを弾いておられましたね。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
いや、むしろ直截ちょくせつに云いましょう。だいたい装飾灯シャンデリヤが再び点いた時に、左ききであるべき貴方が何故、キューを右に提琴ヴァイオリンを左に持っていたのですか
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
壁間かべには定めし、有名な画家の油絵がかかり、天井からは、偉大な宝石の様な装飾電燈シャンデリヤが、さがっているに相違ない。床には、高価な絨氈じゅうたんが、敷きつめてあるだろう。
人間椅子 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)