“直截”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょくせつ69.4%
ちょくさい20.4%
ちよくせつ8.2%
ちよくさい2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だいぶきびしいな」と七十郎は書状を巻いた、「このまえ諸家へ配ったものより、字句がずっと直截ちょくせつで手きびしいようじゃないか」
彼の宗教心は飽くまで強いのであるが、しかし在来の神学的ドグマは、到底彼の鋭利えいり直截ちょくさいなる研究的良心を充たすに足りなくなったのであった。
努力、死、自然の冷淡、生命(親と子)の矛盾と愛——これのものの関係を汝の墓ほど直截ちよくせつかたるものはほかにない。
愛は、力は土より (新字旧仮名) / 中沢臨川(著)
けれども、ロチスター氏は直截ちよくさいな云ひ方ではつきりと命じたので、すぐに云はれた通りにするのは、當然なことに思はれた。