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直截
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ちよくせつ
ふりがな文庫
“
直截
(
ちよくせつ
)” の例文
努力、死、自然の冷淡、生命(親と子)の矛盾と愛——これ
等
(
ら
)
のものの関係を汝の墓ほど
直截
(
ちよくせつ
)
に
談
(
かた
)
るものはほかにない。
愛は、力は土より
(新字旧仮名)
/
中沢臨川
(著)
「ああ云ふ連中の言葉を聞いてゐると、我々には思ひもつかない、
直截
(
ちよくせつ
)
な云ひまはしを教へられる事がある。」
山鴫
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
されどサンタが
性
(
さが
)
の拿破里婦人の特色と覺しく、
語
(
ことば
)
を出すに輕快にして
直截
(
ちよくせつ
)
なる、人に接するに自然らしく情ありげなるは、深く我心に銘せり。その夫は博學の人と見えたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
彼
(
かれ
)
は
直截
(
ちよくせつ
)
に
生活
(
せいくわつ
)
の
葛藤
(
かつとう
)
を
切
(
き
)
り
拂
(
はら
)
ふ
積
(
つも
)
りで、
却
(
かへ
)
つて
迂濶
(
うくわつ
)
に
山
(
やま
)
の
中
(
なか
)
へ
迷
(
まよ
)
ひ
込
(
こ
)
んだ
愚物
(
ぐぶつ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“直截”の意味
《名詞・形容動詞》
直 截(ちょくせつ)
回りくどい表現でなく、率直でわかりやすいこと。
直ちに決裁をとること。
(出典:Wiktionary)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
截
漢検1級
部首:⼽
14画
“直截”で始まる語句
直截的