“葛藤”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かっとう90.2%
かつとう7.8%
もだくだ1.0%
もつ1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“葛藤”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本16.7%
文学 > フランス文学 > 小説 物語13.5%
文学 > 文学 > 文学理論 作法4.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その不愉快さのうちには、お秀を通して今後自分達の上にきたされそうに見える葛藤かっとうさえ織り込まれていた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この報知しらせを聞く彦根ひこね藩士の憤激、続いて起こって来そうな彦根と水戸両藩の葛藤かっとうは寛斎にも想像された。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
あの事件はそつちのためには不愉快では無かつただらうが、そつちを或る葛藤かつとうの中に引き入れたのは気の毒だと云つてある。
復讐 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)
もとより紛議ふんぎ葛藤かつとうおそるゝところでない、正理せいりわれにあるのだが
例の華かな高笑で今までの葛藤もだくだを笑い消してしまおうと思われる事が有る※が、固より永くは続かん※無慈悲な記憶が働きだしてこの頃あくたれた時のお勢の顔を憶い出させ
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
アア偶々たまたま咲懸ッた恋のつぼみも、事情というおもわぬいてにかじけて、可笑しく葛藤もつれたえにしの糸のすじりもじった間柄、海へも附かず河へも附かぬ中ぶらりん、月下翁むすぶのかみ悪戯たわむれか、それにしても余程風変りな恋の初峯入り。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)