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沍
ふりがな文庫
“沍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いて
37.5%
い
25.0%
こお
12.5%
さ
12.5%
サ
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いて
(逆引き)
アア
偶々
(
たまたま
)
咲懸ッた恋の
蕾
(
つぼみ
)
も、事情というおもわぬ
沍
(
いて
)
にかじけて、可笑しく
葛藤
(
もつ
)
れた
縁
(
えにし
)
の糸のすじりもじった間柄、海へも附かず河へも附かぬ中ぶらりん、
月下翁
(
むすぶのかみ
)
の
悪戯
(
たわむれ
)
か
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
沍(いて)の例文をもっと
(3作品)
見る
い
(逆引き)
別に河内郡の例の
百穴
(
ひゃっけつ
)
近くの長岡から出るのがある。綺麗だが柔かで、これも水を吸いやすく
沍
(
い
)
てるので寒さに弱い。
野州の石屋根
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
沍(い)の例文をもっと
(2作品)
見る
こお
(逆引き)
『
荘子
(
そうじ
)
』に曰く、「
至人
(
しじん
)
は
神
(
しん
)
なり。
大沢
(
だいたく
)
焚
(
や
)
くるも
熱
(
や
)
くあたわず。
河漢
(
かかん
)
沍
(
こお
)
れども
寒
(
こご
)
えしむるあたわず」と。また曰く、「
死生
(
しせい
)
はまた大なり。しかるにこれと変ずるを得ず」
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
沍(こお)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
さ
(逆引き)
微曇
(
ほのぐも
)
りし空はこれが為に
眠
(
ねむり
)
を
覚
(
さま
)
されたる
気色
(
けしき
)
にて、
銀梨子地
(
ぎんなしぢ
)
の如く無数の星を
顕
(
あらは
)
して、鋭く
沍
(
さ
)
えたる光は
寒気
(
かんき
)
を
発
(
はな
)
つかと
想
(
おも
)
はしむるまでに、その
薄明
(
うすあかり
)
に
曝
(
さら
)
さるる夜の
街
(
ちまた
)
は
殆
(
ほとん
)
ど氷らんとすなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
沍(さ)の例文をもっと
(1作品)
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サ
(逆引き)
死ノヤウニ跨ガル コノ大街道ノ屋根ニ
沍
(
サ
)
エテ
逸見猶吉詩集
(新字旧仮名)
/
逸見猶吉
(著)
沍(サ)の例文をもっと
(1作品)
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沍
漢検1級
部首:⽔
7画
“沍”を含む語句
沍寒
沍々
“沍”のふりがなが多い著者
逸見猶吉
尾崎紅葉
二葉亭四迷
井上円了
大阪圭吉
柳宗悦
宮沢賢治