“葛餅”の読み方と例文
読み方割合
くずもち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕等は、「天神様」の外へ出た後、「船橋屋ふなばしや」の葛餅くずもちを食ふ相談をした。が、本所ほんじよ疎遠そゑんになつた僕には「船橋屋」も容易に見つからなかつた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
エイと左の肩より胸元へ切付きりつけましたから、はすに三つに切られて何だか亀井戸かめいど葛餅くずもちのように成ってしまいました。
第七十六 ブラマンジ は葛餅くずもちに似たようなもので先ず一合の牛乳を沸かして大匙二杯の砂糖を加えます。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)