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くずもち
ふりがな文庫
“くずもち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
葛餅
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葛餅
(逆引き)
三人が
斉
(
ひと
)
しく笑う。一疋の蟻は
灰吹
(
はいふき
)
を上りつめて絶頂で何か思案している。残るは運よく菓子器の中で
葛餅
(
くずもち
)
に
邂逅
(
かいこう
)
して嬉しさの余りか、まごまごしている
気合
(
けわい
)
だ。
一夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
びいどろ色をした、
葛餅
(
くずもち
)
色の重なった山脈の頂に日が射していて、そこだけほの明るく神のいたまうような気配すらあるが、私の胃の襞に酸が下って来て停らない。
夜の靴:――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師)
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
老婆はこう云って、縁台の上の
土瓶
(
どびん
)
へ湯を注ぎ、そこにある
葛餅
(
くずもち
)
の空き皿を片づけて戻っていった。
雪と泥
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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(12作品)
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“くずもち”の意味
《名詞》
くずもち【葛餅】
(context、sweets) 葛を原料とする菓子。江戸時代に創製され、水仙まんじゅうともいう。
(出典:Wiktionary)