“疎遠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そえん65.2%
そゑん30.4%
ちがい4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叔父しゆくふ、叔父。ご無事ですか。さきにお別れしたきり小姪しょうてつ疎遠そえん、その罪まことに軽くありません。ただ今、お目にかかってお詫び申すつもりです」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれども鎌倉を去つたのちは日夏君ともいつか疎遠そゑんになつた。諸君は皆健在らし。日夏君は時々中央公論に詩に関する長論文を発表してゐる。
「仮面」の人々 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
併しながら庄次はさういふ仲間と表面は甚だしい疎遠ちがいはなくてもそれに感染かぶれるやうなことは苟且かりにもありませんでした。
白瓜と青瓜 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)