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疎々
ふりがな文庫
“疎々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うとうと
51.7%
うと/\
31.0%
そゝ
6.9%
そそ
3.4%
よそよそ
3.4%
よそ/\
3.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うとうと
(逆引き)
固より根がお茶ッぴいゆえ、その風には染り易いか、
忽
(
たちまち
)
の中に見違えるほど
容子
(
ようす
)
が変り、何時しか隣家の娘とは
疎々
(
うとうと
)
しくなッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
疎々(うとうと)の例文をもっと
(15作品)
見る
うと/\
(逆引き)
まる/\と肥つた力三が一番秘蔵で、お末はその次に大事にされて居た。二人の兄などは
疎々
(
うと/\
)
しく取りあつかはれて居た。
お末の死
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
疎々(うと/\)の例文をもっと
(9作品)
見る
そゝ
(逆引き)
さま/″\の評判の
中
(
うち
)
に、秋は去り、冬は来た。木の葉は
疎々
(
そゝ
)
として落ち、打渡した稲は
黄
(
きいろ
)
く熟した。ある朝は
霜
(
しも
)
は白く本堂の瓦の上に置いた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
疎々(そゝ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
そそ
(逆引き)
仲達の
唇
(
くち
)
をつつんでいる
疎々
(
そそ
)
たる
白髯
(
はくぜん
)
はふるえていた。あきらかに彼は
赫怒
(
かくど
)
していた。——がなお、それを手にしたままじっと見ていた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
疎々(そそ)の例文をもっと
(1作品)
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よそよそ
(逆引き)
その結果として葉子はたちまち船中の社交から葬られてしまった。少なくとも田川夫人の前では、船客の大部分は葉子に対して
疎々
(
よそよそ
)
しい態度をして見せるようになった。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
疎々(よそよそ)の例文をもっと
(1作品)
見る
よそ/\
(逆引き)
何故、父や弟にばかり親切にして、自分には
左様
(
さう
)
疎々
(
よそ/\
)
しいのであらう。何故、同じ屋根の下に住む程の心やすだては有乍ら、優しい言葉の一つも懸けて呉れないのであらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
疎々(よそ/\)の例文をもっと
(1作品)
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疎
常用漢字
中学
部首:⽦
12画
々
3画
“疎”で始まる語句
疎
疎林
疎遠
疎開
疎忽
疎髯
疎漏
疎隔
疎懶
疎外
“疎々”のふりがなが多い著者
三島霜川
徳田秋声
二葉亭四迷
小島烏水
樋口一葉
有島武郎
内田魯庵
高浜虚子
石川啄木
三遊亭円朝