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疎開
ふりがな文庫
“疎開”の読み方と例文
読み方
割合
そかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そかい
(逆引き)
所謂
(
いわゆる
)
疎開
(
そかい
)
生活をしていたのであるが、そのあいだ私は、ほとんど家の中にばかりいて、旅行らしい旅行は、いちども、しなかった。
母
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
東京から
疎開
(
そかい
)
してきたまま伊東に居ついているI小児科の院長は急いで注射したあとで、「六十パーセントまでは大丈夫ですが」といった。
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
その宝冠は、戦争のときから今まで、ずっと、いなかに
疎開
(
そかい
)
してあったんだが、それをこんど、うちへ持ってかえったんだ。
灰色の巨人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
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(22作品)
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“疎開”の解説
疎開(そかい)は、
(軍事作戦用語、原義)前進中の軍隊の距離・間隔をひらくこと。集団行動している兵を散らし、攻撃目標となり難い状況を作りながら作戦行動を行うこと。
空襲や火災などによる損害を少なくするため、都市部の住民や官庁、軍需工場、民間企業などの産業を田舎へと避難(移動)させること。
なお、以上の戦時疎開以外に自然災害発生時の集団避難の概念として「疎開」が用いられる例がある(防災白書の「震災疎開」など)。
(出典:Wikipedia)
疎
常用漢字
中学
部首:⽦
12画
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
“疎開”で始まる語句
疎開先
疎開家屋
検索の候補
疎開先
学童疎開
疎開家屋
“疎開”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
亀井勝一郎
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柳田国男
江戸川乱歩
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小川未明