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よそ/\
ふりがな文庫
“よそ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
餘所々々
40.0%
他所々々
30.0%
他々
10.0%
冷淡
10.0%
疎々
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餘所々々
(逆引き)
松雪院は今まで何となく
餘所々々
(
よそ/\
)
しかった夫の態度が、此の
飄逸
(
ひょういつ
)
な坊主のお
蔭
(
かげ
)
で確かに打ち解けて来たように感じ、ひとしお道阿弥を
贔屓
(
ひいき
)
にした。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
よそ/\(餘所々々)の例文をもっと
(4作品)
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他所々々
(逆引き)
それをお転婆な風で手助けする娘が、どうかした拍子に急にその手伝を
他所々々
(
よそ/\
)
しくしたりする事がある。わたしが不審がつて
四辺
(
あたり
)
を見る。すると遠くの砂丘の上などに、ちやんと観察者がゐるのだ。
愚かな父
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
よそ/\(他所々々)の例文をもっと
(3作品)
見る
他々
(逆引き)
来る
車
(
はこ
)
も来る
車
(
はこ
)
もが、
他々
(
よそ/\
)
しい眼つきでこの小柄な重役を見かへしながら、逃げるやうにさつさと駈けて往つた。小林氏はべそを掻き出さうとした。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
よそ/\(他々)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
冷淡
(逆引き)
彼程
(
あれほど
)
打解けて呉れて、彼程隔ての無い言葉を掛けられても、まだ丑松は何処かに
冷淡
(
よそ/\
)
しい他人行儀なところがあると考へて、
奈何
(
どう
)
して是程の敬慕の情が彼の先輩の心に通じないのであらう
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
よそ/\(冷淡)の例文をもっと
(1作品)
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疎々
(逆引き)
何故、父や弟にばかり親切にして、自分には
左様
(
さう
)
疎々
(
よそ/\
)
しいのであらう。何故、同じ屋根の下に住む程の心やすだては有乍ら、優しい言葉の一つも懸けて呉れないのであらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
よそ/\(疎々)の例文をもっと
(1作品)
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