トップ
>
彼程
ふりがな文庫
“彼程”の読み方と例文
読み方
割合
あれほど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれほど
(逆引き)
猪子先生は穢多だから、
彼様
(
あゝ
)
いふ風に考へるのも無理は無い。普通の人間に生れたものが、なにも
彼
(
あ
)
の真似を為なくてもよからう——
彼程
(
あれほど
)
極端に悲まなくてもよからう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
勘「お前のように子供みたいにあどけなくっちゃア困るね、えゝ、オイ何故師匠が
彼程
(
あれほど
)
の大病で居るのを一人置いて、ヒョコ/\看病人が外へ出て歩くよ、済まねえじゃアないか」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
女の差出た事をいふと唯一口に云はるゝか知らねど、正直律義も程のあるもの、親方様が
彼程
(
あれほど
)
に云ふて下さる異見について一緒に仕たとて
恥辱
(
はぢ
)
にはなるまいに、
偏僻
(
かたいぢ
)
張つて何の詰らぬ意気地立て
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
彼程(あれほど)の例文をもっと
(5作品)
見る
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
程
常用漢字
小5
部首:⽲
12画
“彼”で始まる語句
彼
彼方
彼奴
彼女
彼処
彼方此方
彼岸
彼様
彼是
彼等
検索の候補
彼女程
“彼程”のふりがなが多い著者
木下尚江
三遊亭円朝
幸田露伴
島崎藤村