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冷淡
ふりがな文庫
“冷淡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
れいたん
85.7%
しら/″\
2.9%
つめた
2.9%
つれない
2.9%
つれなさ
2.9%
よそ/\
2.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れいたん
(逆引き)
父は
憤
(
おこ
)
ツてゐる、母夫人は
冷淡
(
れいたん
)
だ。周三は何處にも取ツて
付端
(
つきは
)
が無いので、
眞個
(
まつたく
)
家庭を離れて了ツて、獨其の
室
(
しつ
)
に立籠ツて頑張ツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
冷淡(れいたん)の例文をもっと
(30作品)
見る
しら/″\
(逆引き)
邪推かは知らないが、どうも
斯
(
こ
)
の校長の
態度
(
しむけ
)
が変つた。妙に
冷淡
(
しら/″\
)
しく成つた。いや、冷淡しいばかりでは無い、
可厭
(
いや
)
に神経質な鼻でもつて、自分の隠して居る秘密を嗅ぐかのやうにも感ぜらるゝ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
冷淡(しら/″\)の例文をもっと
(1作品)
見る
つめた
(逆引き)
何となく
冷淡
(
つめた
)
い、今朝のお勢とは全で他人のようで。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
冷淡(つめた)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
つれない
(逆引き)
丑松は別に誰の機嫌を取るでも無かつた——いや、省吾の方には
優
(
やさ
)
しくしても、お志保に対する素振を見ると
寧
(
いつ
)
そ
冷淡
(
つれない
)
としか受取れなかつたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
冷淡(つれない)の例文をもっと
(1作品)
見る
つれなさ
(逆引き)
おもえばあのように陰気で
冷淡
(
つれなさ
)
そうな方が僕のようなものを可愛がって下さるのは、不思議なようですが、ほんとうにそうなんでした。
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
冷淡(つれなさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
よそ/\
(逆引き)
彼程
(
あれほど
)
打解けて呉れて、彼程隔ての無い言葉を掛けられても、まだ丑松は何処かに
冷淡
(
よそ/\
)
しい他人行儀なところがあると考へて、
奈何
(
どう
)
して是程の敬慕の情が彼の先輩の心に通じないのであらう
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
冷淡(よそ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“冷”で始まる語句
冷
冷笑
冷々
冷水
冷汗
冷酒
冷評
冷飯
冷泉
冷酷
“冷淡”のふりがなが多い著者
イワン・ツルゲーネフ
三島霜川
下村湖人
アントン・チェーホフ
牧野富太郎
二葉亭四迷
南部修太郎
伊藤左千夫
福沢諭吉
樋口一葉