“付端”の読み方と例文
読み方割合
つきは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父はおこツてゐる、母夫人は冷淡れいたんだ。周三は何處にも取ツて付端つきはが無いので、眞個まつたく家庭を離れて了ツて、獨其のしつに立籠ツて頑張ツた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
考へると心細こゝろぼそくなる。何處に取ツて付端つきはが無いやうにも思はれる。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)