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付根
ふりがな文庫
“付根”の読み方と例文
読み方
割合
つけね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つけね
(逆引き)
行水
(
ぎょうずい
)
でもつかうように、
股
(
もも
)
の
付根
(
つけね
)
まで
洗
(
あら
)
った
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
が、
北向
(
きたむき
)
の
裏
(
うら
)
二
階
(
かい
)
にそぼ
降
(
ふ
)
る
雨
(
あめ
)
の
音
(
おと
)
を
聞
(
き
)
きながら、
徳太郎
(
とくたろう
)
と
対座
(
たいざ
)
していたのは、それから
間
(
ま
)
もない
後
(
あと
)
だった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
網代
(
あじろ
)
笠の裏を覗き、笠の緒の
付根
(
つけね
)
をパリッと
挘
(
むし
)
り取った。その下に貼り込めて来た一通の書状が彼の膝へ落ちた。新六は、畳み目を伸ばして主人の手へ渡した。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
欧洲にても英国風は少しゆるやかなる方なれど、仏蘭西風はキチンと身体に合ふやうにし
袖
(
そで
)
の
付根
(
つけね
)
なぞ狭くして苦しきほどなり。日本人には米国風の仕立方適するが如し。
洋服論
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
付根(つけね)の例文をもっと
(3作品)
見る
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“付”で始まる語句
付
付近
付人
付合
付添
付纏
付着
付木
付会
付焼刃
検索の候補
根付
眉根鼻付
“付根”のふりがなが多い著者
邦枝完二
吉川英治
永井荷風