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挘
ふりがな文庫
“挘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むし
75.0%
も
19.2%
もぎ
3.3%
かなぐ
0.8%
むしり
0.8%
もき
0.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むし
(逆引き)
「第三がありますよ、——前の晩もう一人の妾お吉と、大喧嘩をしてゐますよ。
挘
(
むし
)
る、引つ掻く、
撲
(
ぶ
)
つ、蹴るの大騷ぎだつたさうで」
銭形平次捕物控:158 風呂場の秘密
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
挘(むし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
も
(逆引き)
「やあ
作平
(
さくべい
)
さんか、」といって、その太わくの
面道具
(
おもてどうぐ
)
を耳から
捻
(
ねじ
)
り取るよう、
挘
(
も
)
ぎはなして膝の上。口をこすって、またたいて
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
挘(も)の例文をもっと
(23作品)
見る
もぎ
(逆引き)
「驚いた……烏が
一斉
(
いっとき
)
に飛びやあがった。何だい、今の、あの声は。……烏瓜を
挘
(
もぎ
)
っただけで下りりゃ
可
(
い
)
いのに、何だかこう、樹の枝に、
茸
(
きのこ
)
があったもんだから。」
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
挘(もぎ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
かなぐ
(逆引き)
これを
機
(
しお
)
に、分れようとすると、片手で
顱巻
(
はちまき
)
を
挘
(
かなぐ
)
り取って
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
挘(かなぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
むしり
(逆引き)
日は丘の
上
(
うへ
)
に
臥
(
ね
)
てゐて、
頸筋
(
くびすぢ
)
から
挘
(
むしり
)
取つた
腺
(
せん
)
のやうだ
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
挘(むしり)の例文をもっと
(1作品)
見る
もき
(逆引き)
後
(
あと
)
では
寧
(
むし
)
ろ
悔
(
く
)
いるまでも
羞恥
(
はぢ
)
と
恐怖
(
おそれ
)
とそれから
勘次
(
かんじ
)
を
憚
(
はゞか
)
ることから
由
(
よ
)
つて
來
(
きた
)
る
抑制
(
よくせい
)
の
念
(
ねん
)
とが
慌
(
あわ
)
てゝ
其
(
そ
)
の
手
(
て
)
を
振
(
ふ
)
り
挘
(
もき
)
らせるのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
挘(もき)の例文をもっと
(1作品)
見る
挘
漢検1級
部首:⼿
9画
“挘”を含む語句
引挘
掻挘
草挘
挘取
振挘
踏挘
“挘”のふりがなが多い著者
橘外男
小島烏水
泉鏡花
永井壮吉
吉川英治
ニコライ・ゴーゴリ
夢野久作
中里介山
水野仙子
林不忘