トップ
>
掻挘
ふりがな文庫
“掻挘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かきむし
87.5%
かいむし
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきむし
(逆引き)
信吾の
憤
(
いか
)
りは
再
(
また
)
発した。(有難う御座います。)その言葉を幾度か繰返して思出して、遂に、
頭髪
(
かみ
)
を
掻挘
(
かきむし
)
りたい程腹立たしく感じた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
中には、東京の学校に居る頃、友達と二人
洋傘
(
こうもり
)
を持って写したもので、顔のところだけ
掻挘
(
かきむし
)
って取ったのもあった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
掻挘(かきむし)の例文をもっと
(7作品)
見る
かいむし
(逆引き)
酔ってる処へ激しく動いたので、がっくり膝が抜けて
崩折
(
くずお
)
れようとして、わずかにこらへ、
掻挘
(
かいむし
)
るように壁に手を
縋
(
すが
)
って、顔を隠して
吻
(
ほっ
)
という息を
吐
(
つ
)
いた。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻挘(かいむし)の例文をもっと
(1作品)
見る
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
挘
漢検1級
部首:⼿
9画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻取
掻分
掻乱
“掻挘”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花
島崎藤村
石川啄木
山本周五郎