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掻口説
ふりがな文庫
“掻口説”の読み方と例文
読み方
割合
かきくど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきくど
(逆引き)
夫を、兄弟を、あるいは情人を送ろうとして、熱狂した婦人がその列に加わり、中には兵士の腕を
擁
(
かか
)
えて
掻口説
(
かきくど
)
きながら行くのも有った。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
そう私の前もなく
掻口説
(
かきくど
)
いてのお嘆きでした。ほんとに前に坐しているに耐えないようなご
苦悶
(
くもん
)
に見えました。よくよくなお覚悟と思われまする
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と悲しい声を張りあげて、断末魔のやうに身体を顫はせて
掻口説
(
かきくど
)
いてゐた。その痴川を麻油は母親のやうに抱いてやつて、けたたましく笑ひ出したが
小さな部屋
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
掻口説(かきくど)の例文をもっと
(22作品)
見る
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
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掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
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