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掻取
ふりがな文庫
“掻取”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かいと
55.6%
かきと
22.2%
かいど
16.7%
かいどり
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいと
(逆引き)
裳
(
もすそ
)
は長く草に
煽
(
あお
)
つて、あはれ、
口許
(
くちもと
)
の
笑
(
えみ
)
も消えんとするに、桂木は
最
(
も
)
うあるにもあられず、
片膝
(
かたひざ
)
屹
(
きっ
)
と立てて、銃を
掻取
(
かいと
)
る、
袖
(
そで
)
を
圧
(
おさ
)
へて
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻取(かいと)の例文をもっと
(10作品)
見る
かきと
(逆引き)
村人ら、かつためらい、かつ、そそり立ち、あるいは捜し、手近きを
掻取
(
かきと
)
って、
鍬
(
くわ
)
、
鋤
(
すき
)
の
類
(
たぐい
)
、熊手、古箒など思い思いに得ものを携う。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻取(かきと)の例文をもっと
(4作品)
見る
かいど
(逆引き)
帯なし、
掻取
(
かいど
)
り気味に
褄
(
つま
)
を合せて、胸で引抱えた手に、
濡手拭
(
ぬれてぬぐい
)
を提げていた。二間を仕切った敷居際に来て、また
莞爾
(
にっこり
)
すると、……
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻取(かいど)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
かいどり
(逆引き)
緋の
袴
(
はかま
)
を
穿
(
は
)
いても居なけりや、
掻取
(
かいどり
)
を着ても届ない、たゞ、
輝々
(
きらきら
)
した
蒔絵
(
まきえ
)
ものが
揃
(
そろ
)
つて、あたりは
神々
(
こうごう
)
しかつた。
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻取(かいどり)の例文をもっと
(1作品)
見る
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻分
掻乱
掻上
“掻取”のふりがなが多い著者
泉鏡花
林不忘
佐左木俊郎
三遊亭円朝
伊藤左千夫
泉鏡太郎
島崎藤村