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口許
ふりがな文庫
“口許”の読み方と例文
読み方
割合
くちもと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちもと
(逆引き)
すると、一寸会話の途切れたあとで、S子はTの顔をジロジロ見ながら、その可愛い
口許
(
くちもと
)
に一寸
笑
(
えみ
)
を浮べてこんなことをいうのです。
算盤が恋を語る話
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
まずこの辺までは芥川さんに話しても、白い頬を窪まし、
口許
(
くちもと
)
に手を当てて
頷
(
うなず
)
いていましょうがね、……あとが少しむずかしい。——
半島一奇抄
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひき結んだ
口許
(
くちもと
)
にも、子供には
稀
(
まれ
)
な意志のあらわれといった感じがみえ、これまでのようにたやすく話しかけることもなくなっていった。
日本婦道記:おもかげ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
口許(くちもと)の例文をもっと
(83作品)
見る
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
許
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
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