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口籠
ふりがな文庫
“口籠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くちごも
86.9%
くちご
6.0%
くごも
2.4%
くつこ
2.4%
くちごもり
1.2%
くつご
1.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちごも
(逆引き)
信一郎が
口籠
(
くちごも
)
りながら何か云おうとしたときに、呼鈴に応じて先刻の小間使が顔を出した。夫人は冷静な口調で、ハッキリと云った。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
口籠(くちごも)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くちご
(逆引き)
少年はこう言って急に
口籠
(
くちご
)
もりながらじっと私の顔を見た。その黒い
瞳
(
め
)
は熱誠にまばたき、その白い頬は見る見る
真紅
(
まっか
)
に染まって来た。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
口籠(くちご)の例文をもっと
(5作品)
見る
くごも
(逆引き)
我は
趨
(
はし
)
りて姫の前に出で、白く細き右手に接吻せり。姫はアントニオと我名を呼び掛け給ひしが、流石にしばし
口籠
(
くごも
)
りて、世に
幸
(
さち
)
ある人となり給へ、さらばとて、我額に接吻し給ふ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
口籠(くごも)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
くつこ
(逆引き)
この要旨を
布衍
(
ふえん
)
して、命を惜しい人は皆烏天狗のようなマスクをつけて歩いた。
恐水病
(
きょうすいびょう
)
の流行った頃
口籠
(
くつこ
)
を
篏
(
は
)
められて難渋したことのある畜犬共は
女婿
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
口籠(くつこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
くちごもり
(逆引き)
唯この狭い密房の中より発するわが不束な
口籠
(
くちごもり
)
ならば、或は愍み給はむも知れぬ。
主
(
しゆ
)
よ、かゝる老の身の予は、今こゝに白衣を着て御前に
伺候
(
しこう
)
し奉る。
法王の祈祷
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
口籠(くちごもり)の例文をもっと
(1作品)
見る
くつご
(逆引き)
そのあいだ私はなにも言わなかった。ジュピターは主人の合図で道具を寄せはじめた。それがすんでしまい、犬の
口籠
(
くつご
)
をはずしてやると、我々は黙りこくって家路へとついた。
黄金虫
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
口籠(くつご)の例文をもっと
(1作品)
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口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口許
口上
口調
口々
口吟
検索の候補
籠口
駕籠口
“口籠”のふりがなが多い著者
中里介山
下村湖人
木下尚江
三上於菟吉
蘭郁二郎
谷崎潤一郎
魯迅
泉鏡花
エドガー・アラン・ポー
ロマン・ロラン